油圧ユニット交換・改造工事

業界

自動車

サービス

オーバーホール・レトロフィット

対象機器

油圧ポンプ

地域

中部

既設油圧装置のポンプを交換したい

従来からお取引のある自動車業界のお客様から既設の油圧装置のポンプ交換工事の依頼を頂きました。

ヒアリングを進める中で既設のポンプが生産終了しておりメーカーサポートが終了してしまっていることがわかりました。

油圧ポンプの耐用年数は一般的に耐用年数は10年前後と言われています。
こちらは、使用環境やメンテナンスの有無次第で大きく前後しますが、長く使用している場合は今回のようにメーカーのサポート・部品供給が終了している場合がございます。

今回は当社てに製品型式から製品情報の確認を進めましたが、古い回路図や部品構成図の情報だけしかなく、現品が一致しない為、現地視察をして細かく仕様を確認し検討を進めました。

ポンプ周辺設備とタンク内清掃の工事実施

ポンプ交換の検討を進めている際に、現行品では芯高・配管位置など大きく変更になってしまうことが発覚。
また、その他の既設機器も劣化が進んでいる事が確認できたため、ポンプ以外に電磁弁、リリーフ、圧力計、クーラー、サクションなども合わせて交換することになりました。
最終的にタンク内清掃も含め、オーバーホールのような改造工事を実施することになりました。

工場で使用する機器・設備は、大きな故障やトラブルが発生してしまうと工場のラインが停止する等大きな損失に繋がりかねません。
今回のように、一部機器の改修・更新のタイミングで周辺装置に関しても併せてメンテナンスを実施することで、工場機器の早め早めの更新で予防保全を実現することが可能となります。

費用の掛かる工事でも、工場の全体最適を視野に適切な提案をうけることができたと、お客様からもご評価頂くことが出来ました。

今後、定期メンテナンスに加えて他の油圧機器のご相談を頂けるとのお声も頂いております。

藤川伝導機ではポンプ単体の交換に限らず、オーバーホールの対応、その他周辺部品の交換・修理提案をすることが可能です。

工場内の不安な設備等ありましたら、現地点検に伺うことも可能ですので、お問い合わせください。