FA機器・伝導機器の幅広い取扱いから最適なエンジニアリングを実施
SERVICE
FDエンジニアリングサービスが提供する
「FDエンジニアリングサービス」を運営する藤川伝導機では、お客様の工場稼働を安定させるため、モーター・減速機の修理、点検、交換に至るまで、トータルなメンテナンスサービスを提供しています。突発的な故障対応はもちろん、定期的な点検や部品交換を通じて、トラブルを未然に防ぎ、機器の長寿命化と安定稼働をサポートします。
藤川伝導機では、長年にわたり全国幅広いお客様へ伝動機器をしてまいりました。その豊富な実績と在庫力を元に、メーカー・機器ごとに適切な交換・メンテナンスサービスをワンストップで提供いたします。
稼働中のモーターや減速機から聞き慣れない音や振動が出ている場合、ベアリングの摩耗やギアの損傷など、故障のサインかもしれません。早期の点検が重要です。
減速機・モーターからの油やグリスの漏れは、シールの劣化や内部の異常を示唆します。潤滑不足は機器の寿命を縮め、重大な故障につながる可能性があります。
古い機種のモーターや減速機は、補修部品の入手が難しく、生産中止となっている場合も少なくありません。故障時に交換できず、ラインが停止するリスクがあります。
point01
伝動機器・FA機器の経年劣化による問題に対処するために、定期的な点検・診断とメンテナンスが重要です。当社では、現地への調査訪問からお客様のFA機器の故障リスクに応じたメンテナンス対応を提供しています。
工場設備の心臓部であるモーターや減速機は、突然の故障が生産ライン停止という大きなリスクにつながります。当社は、そうした緊急事態に備え、豊富な在庫力と迅速な対応体制を完備。万が一の故障時には、専門技術者が駆けつけ、診断から新品への交換・修理、さらにその後のメンテナンスまで一貫してサポートします。お客様は複数の業者に依頼する手間なく、スムーズな復旧と長期的な安定稼働を実現できます。
point02
「FDエンジニアリングサービス」を運営する藤川伝導機では、全国各地に仕入先およびお客様がございます。モーターや減速機の故障は一刻を争います。当社は主要メーカーの製品や部品を豊富に在庫しており、これにより突発的な故障時にも迅速に新品への交換や必要な部品の手配が可能です。また、全国に広がるネットワークを活かし、広範囲のお客様に対してスピーディーなサービス提供を実現。遠隔地や緊急の依頼にも柔軟に対応し、部品調達の不安や対応の遅れによる生産ロスを防ぎます。
point03
モーターや減速機は、工場の電力消費において大きな割合を占めることがあります。当社は、修理や交換だけでなく、お客様の設備の現状を診断し、最新の高効率モーターや省エネ型減速機へのリプレースを積極的にご提案します。電気代削減効果やメンテナンス頻度の低減など、導入後も長期的な視点でランニングコストの削減に貢献。最適な機器選定により、お客様のコストメリットと環境負荷低減を同時に実現します。
チョコ停とは、工場の生産ラインが短時間停止してしまうことです。原因は様々で、機械のちょっとした不具合や材料の補充、部品の交換などが挙げられます。チョコ停は、短い時間とはいえ、生産効率の低下や納期の遅れに繋がるため、工場では大きな問題となっています。 対策としては、定期的なメンテナンスや作業員の教育、工程の改善などが有効です。チョコ停を減らすことで、工場はより効率的に稼働し、高品質な製品を安定して供給することができます。
ドカ停とは、主に製造現場や工場の生産ラインが、突発的なトラブルなどで全体的に停止してしまう状況のことです。この状態は機械や設備の故障、操作ミス、計画的な停止、さらには外部要因など、さまざまな原因で引き起こされます。ドカ停が起きると、生産スケジュールが遅れ、納期に影響を与えるだけでなく、修理費用や人件費の増加といったコスト面での負担も生じます。さらに、頻発する場合は顧客からの信頼を損なうリスクもあります。 ドカ停を未然に防ぐには、設備の定期点検や計画的なメンテナンスが重要です。また、設備の状態をリアルタイムで監視し、異常を早期に検知できる予兆管理システムの導入も有効です。従業員の操作ミスを防ぐための教育や、安全な作業環境の整備も欠かせません。加えて、代替設備や予備部品を準備しておくことで、万が一のトラブル発生時にも迅速に対応できます。
メンテナンスフリーとは、機械設備や装置が一定期間にわたって定期的な点検・給油・部品交換といった保守作業を必要としない、あるいは最小限に抑えられるよう設計された状態、またはそのための技術や概念を指します。従来の機械設計では、摩耗・腐食・潤滑不足などによる性能低下や故障に備え、定期的なメンテナンスが不可欠でした。しかし、近年では素材技術や機構設計の進化により、こうした保守作業の省力化・無人化が可能となり、特に「メンテナンスフリー設計」が注目されています。 この設計思想では、高耐久性材料の採用、自己潤滑機構(オイルレス軸受や固体潤滑材の活用)、密閉構造による異物侵入防止、摩耗の少ない無接点部品の導入などが用いられます。これにより、従来必要とされた潤滑や消耗品交換の頻度が著しく低減され、設備の長期安定稼働が実現します。 メンテナンスフリーのメリットは多岐にわたり、運用コストの削減、設備稼働率の向上、保守作業の省人化・省力化、安全性の向上などが挙げられます。特に労働力不足が深刻化する製造現場や、遠隔地・高所に設置される設備(太陽光発電設備や風力発電設備など)においては、保守負荷を軽減する手段として有効です。
予知保全は、機械や設備の状態を監視し、異常が発生する前に予測してメンテナンスを行う手法です。 センサーやモニタリング技術を利用してデータを収集し、分析することで、故障の兆候を早期に検出します。これにより、設備の寿命を延ばし、安定稼働させることを目指します。 一方で計画保全は、予防保全を含む、より広義な保全活動です。 予防保全に加え、設備の改良や事後保全を含み、保全活動を総合的に計画・管理することで、設備の効率的な運用を目指します。
劣化診断とは、機械や設備の内部状態を把握し、劣化の進行度や異常の兆候を評価するための診断手法です。 設備の突発的な故障や性能低下を防ぐために、定期的に実施される予防保全・予知保全の基礎となる重要な技術です。主な方法には、振動解析、温度測定、油中の摩耗粉分析、超音波探傷、電流波形解析、赤外線サーモグラフィーなどの非破壊検査手法があり、設備を稼働させたまま状態を把握できる点が特長です。 これにより、設備の寿命予測や、最適なメンテナンス時期の判断が可能となり、故障による生産停止リスクを大幅に低減できます。 近年ではIoTやAIを活用したリアルタイム劣化診断も進んでおり、スマートメンテナンスの中核技術として注目されています。
故障保全とは、設備が故障してから修理を行う保全方法です。故障が発生してから対応するため、事後保全とも呼ばれます。 メリットは、保全コストが低い点です。一方、デメリットは、突発的な故障による生産停止や納期遅延、安全性の低下など、リスクが高い点です。 計画保全や予知保全とは異なり、故障が発生してから対応するため、生産ラインの停止や修理コストが増加する可能性があります。
OEE(Overall Equipment Effectiveness/設備総合効率)とは、製造設備の生産効率を評価する指標で、稼働率・性能・品質の3要素を掛け合わせて算出されます。 稼働率は設備が計画通りに動いているか、性能は設計通りの速度で動作しているか、品質は良品率を示します。OEEは「設備が理論上の最大能力に対して、どれだけ効率的に稼働しているか」を定量的に表現できるため、現場改善のKPI(重要業績評価指標)として広く活用されています。 一般に80%以上で優秀とされ、50%未満は改善の余地が大きい状態とみなされます。 OEEの導入により、生産ロスの要因を可視化し、コスト削減や生産性向上に直結した改善活動が可能となります。TPM活動やスマートファクトリー推進においても重要な指標です。
まず、お客様の要望や設備の問題点を詳しくヒアリングし、現地調査を実施します。
専門スタッフが現場に赴き、設備の稼働状況や設置環境を確認し、詳細な調査を行うことも可能です。
設備の寸法やレイアウトを実測し、図面と現状の相違点をチェックします。これにより、問題の根本原因を正確に把握し、最適な修理・メンテナンス方法を提案するための基礎情報を収集します。
現地調査の結果をもとに、お客様のご要望に沿った仕様書を作成し、それに基づいて詳細な見積もり書を提出します。
仕様書には作業内容、使用する部品、工期、費用などが明記されます。お客様にとって分かりやすい内容とし、必要に応じて追加の説明や相談にも対応します。
見積もりの段階で不明点や懸念点を解消し、お客様に安心していただけるよう努めます。
お見積もり書の内容にご納得いただけた場合、正式なご注文書を受領し、成約となります。
ご注文書は書面での提出が必要で、口頭での発注は受け付けておりません。成約後は、作業スケジュールや準備に関する詳細な打ち合わせを行います。これにより、スムーズな作業開始とお客様との信頼関係の構築を図ります。
成約後、具体的な施工工程についてお客様と詳細な打ち合わせを行います。
作業手順や安全対策、必要な書類の提出について確認し、リスクを共有します。
KY(危険予知)ミーティングを実施し、作業中の安全管理を徹底します。これにより、施工中のトラブルを未然に防ぎ、安全かつ効率的な作業進行を目指します。
現地での修理・メンテナンス作業を開始します。経験豊富な技術者が最新の技術と高品質な部品を使用し、安全を最優先に作業を進めます。施工が完了したら、試運転を行い、設備が正常に稼働することを確認します。お客様の立会いのもとで調整を行い、満足いただける結果を提供します。
試運転で問題がないことを確認した後、設備の引渡しを行います。お客様には詳細な完了報告書を提出し、各種測定や定期診断の提案も行います。引渡し後もサポート体制を整え、長期的な設備の安定稼働を支援します。お客様との継続的な関係を築き、今後のメンテナンスや改善点についてもフォローアップを実施します。
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