日立製インクジェットプリンター改造工事

業界

自動車

サービス

オーバーホール・レトロフィット

対象機器

印字装置

地域

中部

既設インクジェットプリンターを油性インクから水溶性インクへ改造したい

従来よりお取引のある自動車業界のお客様から、既設のインクジェットプリンターを油性インクから水性インクへ改造してほしいとのご相談を頂きました。

お客様は海外工場で日立製インクジェットプリンターを使用して自動車部品への印字加工をされていましたが、部品内の印字箇所の変更により、油性インクが使えなくなってしまったとのことでした。

そこでメーカー様に製品仕様を確認しインクを油性インクから水性インクに変更する提案を行いました。

【使用機器】

メーカー：日立産機システム
製品：インクジェットプリンター

水溶性インク対応できるように既設機械を改造

使用されていたインクジェットプリンターは納入後長期間使用されていたため、機器の寿命的には、今回の対応に併せて新規で更新されることをお勧めしましたが、コスト削減のために改造による対応も提案いたしました。

プリンターは対象物や用途によって耐用年数がわかる為、一概に何年で交換！とは言いづらい機器です。
印字が薄い、出力が安定しないなど、小さな違和感を感じた際には見逃さずにメーカーや当社のような対応可能な協力先にご相談されることをお勧めいたします。

コストの観点から、今回は既存インクジェットプリンターの改造で対応することとなりました。

お客様の部品・材質に最も適した水溶性インクの印字テストを、お客様にご納得いただけるまで何度もトライし、1台を先行で改造し実証試験も実施しました。

納入前に仕様上の問題がないか、確実に印字されるか、入念にチェックすることが重要です。

今回は、何度も印字テストを重ねることでお客様ご要望の印字内容に仕上げることができました。
また、テスト用で仕様確認した後は、同じ仕様で効率的に改造を実施し、スピーディな対応を実現しております。

当社では本事例のような既存設備の改造に加えて、状況に応じて新規更新のご提案を実施させて頂く場合もございます。

場合によっては、お客様にご負担いただく費用が上がる提案もありますが、設備の安定稼働や予防保全の観点から、お客様のメリットが最大になるためのご提案を徹底しておりますので、ご留意を頂けますと幸いです。

工場設備の改造、新規設置、更新等でお困りの際は、ぜひ藤川伝導機までお問い合わせください。