FA機器・伝導機器の幅広い取扱いから最適なエンジニアリングを実施
CASE
茨城県のエンジン製造工場様より、既設ラインで稼働するトラバーサのPLCについてご相談をいただきました。
このトラバーサでは、チョコ停が起きた際に、赤外線通信でPLCの情報を取得していました。しかし、この方法では不具合の内容を確認できませんでした。そのため、発生原因が分からないまま対処を繰り返している状態でした。
お客様のご要望は「不具合が起きたら、すぐにPLCの情報を確認したい」というものでした。そこで、無線機器を後付けしてPLCをリモート監視できる仕組みづくりをご依頼いただきました。
当社は、既設設備をそのまま活かしてPLCをネットワークにつなぐ方法をご提案しました。
トラバーサに、産業用無線LANクライアント(型式:AWK-1137C)と専用アンテナを取り付けました。無線機器は、工場内の既設アクセスポイント(AP)に接続しています。これにより、担当者様は各自のPCからPLCの情報を確認できるようになりました。既設設備に機器を設置して設定するだけで済むため、設備を長く止める必要はありません。
お客様からは「リモート監視がしたい」という段階でご相談をいただきました。当社は、対応可能な機器と設置作業を一式でご提案しました。メーカー・商社・協力会社と事前に段取りを組み、取付から通信設定までを1日で完了しています。ご依頼から対応までを迅速に進めたことが、ご発注につながりました。
工場の無線LANに設備をつなぐ場合、APのセキュリティ設定によっては、接続する機器を事前に登録する必要があります。また、今回の構成では、無線機器に2つのIPアドレスを持たせる設定が必要でした。こうした条件は、工場ごとのネットワーク運用ルールによって異なります。無線化をご検討の際は、情報システム部門のご担当者様にも早めにご参加いただくと、工事がスムーズに進みます。
チョコ停の発生原因を把握できるようになり、現場の改善活動につながっています。また、現場に出向かなくても、PCからリモートで設備を管理できる体制が整いました。
今回の構成は、リモート監視したい他の設備にも横展開できます。同工場では、スタッカークレーンでも同様の無線化工事を実施しました。今後は、別ラインへの展開も期待されています。
PLCの無線化やリモート監視、既設設備のチョコ停対策でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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